そして『個』へと帰る

と言うわけで、シリーズ四作目『701号怨み節』について。
なんかよくわからないうちに、「女の悲哀の代弁者」みたいにな扱いになってた『さそり』が、再び恋に堕ち、そして裏切られ…ってな感じで、『個』の物語へと回帰していく展開は、素直に面白いと感じた。

きっと「番外編」みたいな扱いなんじゃないかと思ってたんだけど、いやいや、まさしく「完結編」として扱ってもいいんじゃなかろうか??