セカンドシーズン

うーむ。音楽に造詣が深い人も、もしかすると同じような感覚になることがあるのかもしれないけれど、小説みたいに、ひどく内面を揺さぶられるものの趣味がわかることによって、ここまで複雑な気分になるとは思わなかった。
好きな作家の一人二人が被るのはよくあることだけど、三人目あたりが被ってくると、ページをめくるたびに五感を伴わないセックスをしているような気分になってくるというか、なんというか。まあ、この表現は、やっぱり相手をオンナノコだと思って意識してるからってところもあるんだろうけど。

そういう意識が無ければ、もっと自然に仲良くなってたようにも思えるけれど、でも、オンナノコとして妙な追っかけ方をしなかったら相手に読書趣味があることを知ることさえなかったんだろうとも思うし。

とりあえず「セカンドシーズン(仮称:しかも1クールの予定)」は、「恋のための恋」から大幅に路線変更の模様。