小劇場とダメオトナの集い

某有名アニメ製作会社に勤務している高校時代の先輩に誘われるがまま、初めて小劇場の芝居を見物。もともと芝居に多少の興味は有ったものの、なかなか見るキッカケが無し。まあ、土日に家に引きこもってても事態が好転するわけじゃないし、気分転換というのが本音だったのだけれども。

内容はアラフォー女性のジレンマをテーマにしたミュージカル。「小劇場でミュージカル?」と聞いて少々とまどいがあったものの、なんか圧倒されっぱなしで、2時間があっと言う間に過ぎる始末。演劇に関しては疎いけど、漠然と「レベル高ぇなぁ」と思っていたら、先輩曰く「これまで見た小劇場系の芝居では一番面白かった」とのこと。まあ明日で終演だし、どこがどう面白かったのかについての感想はとりあえずパス。テーマに共感したというよりは、演劇特有の情報量の多さと、演出の巧みさにやられたって感じなんだけど。

その先輩も、方向性の違い(?)からか、今月末で職場を去ることに。お互いにバツイチ、無職として新宿で酒を酌み交わしている光景なんざ、高校時代に誰一人として想像してなかったよなあ、たぶん。