メタ構造

時間が経てば、今の想いなんて簡単に消えてしまうことを、僕は経験上知っている。
だけどこの想い自体が、自身の存在を消させないようにもしている。そんな気もする。

いや、この想いが消えてしまうことで、あてもなく平坦な日々に帰らざるをえなくなってしまうという恐怖心。こいつが一番の原因か?

いやいや、誰かのことを大切に感じる優しい気持ち、この至福を失ってしまうせつなさか?そろそろ年齢的にも、二度とこんな気持ちになれないんじゃないかという焦りか?

単に好きでいられればそれでもいい。だけどそれじゃ、二次元を相手にしてるのと同じだ。