第3部『鳥刺し男編』

ねじまき鳥クロニクル』を貸すことになったものの、あの汚部屋のどこに埋もれているか、まったく見当がつかず。唯一見つかった2巻もヨレヨレのボロボロ。こりゃ探すより買った方が速いわっつーことで、わが人生3度目の『ねじまき鳥』購入。

1度目はハードカバーを購入。確か、大学卒業後まもなくって時期だったかな?当時の彼女を寝取られたタイミングと重なってて、読んでてかなり頭がグルグルしてた記憶がある。

2度目はこれまた元ヨメがいきなり家を出て行った時期。本屋に平積みになってる文庫版をフラフラと買ったら、なんとまあ主人公の立場が他人事でないんでやんの(笑)。

この先、何年か経って、もう一度『ねじまき鳥』を、手にすることがあったとしたら。彼女の存在はオレの年代記になにかの形で刻まれているんだろうか…?