『機動戦士ガンダムUC 重力の井戸の底で』

前作『ラプラスの亡霊』も、もちろん面白い一作。オッサンはオッサンで、そして若者は若者で、皆がそれぞれの立場で今をなんとかしようと戦う姿は、あいかわらず『ガンダムUC』の魅力。いちいち涙ぐんでた。

だからこそ余計に、悲壮感を漂わせたまんま『続く』な終り方が辛すぎて、とりあえず買っておいたDVDも半ば放置状態。だって、あの終り方で「明日から自分も頑張ろう!」って思えるかあ〜?

同じく『重力の井戸の底で』も、やっぱり主人公『バナージ』の望まない結果を迎え、そして『続く』で終わった。それでも今回は、妙にすがすがしい!!

どこが違うのかと言えば、きっと『バナージ』が、迷ったあげくに自分の意思で導きだした理想を貫き通した、その結果だったから。

彼の成長を反映するかのごとく、ますますかっこ良くなる『ユニコーンガンダム』!

やっぱロボットアニメはこうじゃないとねえ。