さて、戻るか。

上げ膳据え膳で昔と変わらない母の手抜き料理を味わい、他にすることも無いのでベッドの脇で父と共に横になる――これが以外に快適だったので、なんかあっという間に数日が過ぎてしまった感じ。

病気の父親の横で眠ることで、自分自身の気が休まってたのは正直意外だった。ああ、どんなに弱ってても、それでも父親は父親なんだな。